猫は今でこそペットとして絶大な人気を誇りますが、古代エジプトの時代には猫は神聖な動物として崇拝されていました。エジプトと言えば、ピラミッドやMummys Gold 日本のようなミイラを思い浮かべますが、猫との関わりは古く、紀元前まで遡ります。ここでは、エジプトと猫の関係について時系列で振り返っていきます。
猫とエジプト
紀元前4000~5000年:ネズミやヘビの駆除のために猫の家畜化が始まる。
紀元前3100年:メネス王の命により猫を含めた動物の神聖化が行われる。
紀元前2000~1500年:猫が太陽神ラーの象徴として描かれるようになる。
紀元前1500~1200年:神の化身と見なされ、神格化される。
紀元前945~715年:第22王朝時代にバステト神と関連付けられ、崇拝される。尚、当初バテスト神像はメスのライオンをモデルとしていた。